Huygens-Fokker Scalaで.tunファイルを作る方法

Huygens-Fokker Scalaという大変多機能な微分音用の計算ツールがあるのですが、普通にやると結果を.sclと.kbmには書き出せても.tunには書き出せないんですね。
しかも最近のシンセサイザー(VSTi)は.tunのみ対応のものが多いので、Sevish Scale-Workshopを使う方が多いのですが、なんだかんだでHuygens-Fokker Scalaのほうが多機能ですので、こっちを使いたい!って時のためにと思って記事を書いてみました。

Huygens-Fokker Scalaをダウンロードしよう(持ってない人は)

http://www.huygens-fokker.org/scala/downloads.html
ここから落とせます。Scala_Setup.exeをダウンロードして、インストーラを実行してあげればOK。
インストーラは英語ですがまあ適当にポチポチやってればインストールできます。

.tunでエクスポートする方法

図で示した、scalaのコマンドを打つ場所にコマンドを打っていって操作します。

まず、適当にチューニングを作ります。
例えば17平均律なら

equal 17

と打ってEnter。正しく計算されてることを確認するために

show

と打ってEnterを打ちます。

こうなってれば成功

次に、「.tun形式でエクスポートしてね」という命令

set synth 112

を打ってEnterを押します。

Synthesizer 112: TUN standard .tun format for many softsynths, via text file
という文字が出力されれば成功です。

次に、出力です。Fileメニューから「Export synth tuning…」を選びます。(またはShift+Ctrl+T)

こうすると保存画面が出てくるので、好きな場所に好きなファイル名で保存してください。
拡張子.tunを忘れずに! Scalaの保存画面って使いにくいですよね。

そしたら、出力した.tunファイルを作って曲を作ってあげてください!

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