1.前奏曲 / Tranquillamente in A Minor
2.練習曲 / Allegretto in D Minor
3.間奏曲 / Animato molto in C Major
4.円舞曲 / Allegro giocoso in D Major
音源:Vienna Bösendorfer Imperial Standard Library
ざっくり解説
4曲の小さな曲から成るピアノ曲集ですが、これらの曲に特に関連性は持たせていません。
なんとなく作ったのをこの順番で鳴らすとなんとなく感じが良かった、程度です。
第1曲「前奏曲」は落ち着いた雰囲気ですが、どこか地に足がつかない感じがします。左手の音形はプロコフィエフ作曲「ピアノ協奏曲第2番 ト短調」第1楽章の音形の影響がかなり強いです。
第2曲「練習曲」はエチュードとはいえ実際に弾くことは考えずに作っているので、実際に弾くとなると右手の運指とAllegrettoという速度指定はかなりの無理ゲーだと思います。自動演奏のためのエチュードという意味ではコンロン・ナンカロウの作品などに近いアプローチかもしれません。
第3曲「間奏曲」はすごく土臭い(=バルトークっぽい)、そしてすごく短い曲です。
「音楽理論なんか知るかボケ」全開で作ってるので、詳しく見たところで得られるものはな~にも無いですよ!実際に弾くとなると指が長い人は結構困るかも。
第4曲「円舞曲」はショパンなど初期ロマン派の匂いが強いワルツです。自分的にはモシュコフスキの作品っぽく感じます。
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