冬休みアレンジ祭提出曲/アレンジ曲ざっくり解説

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提出曲

Bénédiction du clair de lune(仏語/日本語にすると「月光の祝福」)を提出しました。

ストレートに言って「分子クソデカ変拍子」の売り込みです(((
この曲の前半部分は39/8拍子で構成されてて、ラストの雰囲気が変わる所で11/8になる感じです。
39と言っても、7,11,7,14/8拍子をループさせてるだけなので、因数分解とはまた違いますが分解してパーツで考えると(慣れれば)そんなに難解な構成にはしていません。

また、ラストの「ふぉーん」っていう効果音ですが、実はアレンジ祭において禁止されている微分音を突っ込んでいます。まあサウンドFXだし、問題ないでしょって。dimコードの3、5度を50セント下げた通称「沼5」というコードを突っ込みました。

この曲は伊雑アゴバルさんに超絶技巧ドラムアレンジしていただきあました、ありがとうございました!

アレンジ曲

汐里さん作曲「雪を待つ秋」をアレンジさせていただきました。ありがとうございます!

曲が回ってくるのを待っている間は、割と破壊神的な行動を取ろうかと思っていたのですが(おいおい)、いざ原曲を聴いてみると、非常に美しく繊細な曲でしたので壊すのはやめて、じゃあ何をするかというと、続きを作ってしまうということを思いつきました。

で、作ったのが、「舞い、積り、そして溶け、春は来る」です。

タイトルで全部バレると思うのですが、原曲が秋→冬で、アレンジが冬→春にあたります。
まず、原曲から「G-Fis-E-E-Fis-G」というテーマを抜粋して、これを冬パートと春パートで2つの変奏を作ることにしました。また、原曲がEマイナーなので、Fマイナー(冬)、Gメジャーと上がっていくことにしました。ついでに(なんとなく)5拍子化しました。特に意味は無いです。というか四季と5拍子って相性悪い・・(今更)。

ちなみに原曲から主題を抜粋して独自の変奏を加えることはクラシック音楽ではよくあることです。特にニコロ・パガニーニ作曲「カプリス第24番イ短調」はリスト、ブラームス、ラフマニノフ等様々な作曲家が変奏曲を作っています。

おわりに

このイベントの第1回配信を見ただけでも、作曲のインスピレーションをたくさん得られましたし、知ってる世界もかなり広がりました。楽しいし勉強になるので、次回以降の配信も、知り合いが居ない配信でもできるだけ足を運ぼうと思います(そしてできるだけ面白いコメントを投げたい!)

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