と、ラインナップだけは良いのですが、、いざ音を鳴らしてみとやたら弱々しい音しか鳴らないんですよね・・。 スタッカートだけはやたらと「ビッ!」ってキツキツな音がしますけども、音が持続するタイプの奏法は総じてヘナヘナで、 扱いに困ります。チャイコフスキーのオケみたいな太くて強い音はもちろん無理ですし、 古典やバロック程度の演奏もままならない困ったちゃんなのです。 あ、あとスレッショルト-15dbぐらいまで下げたリミッターを後ろにつけないと音が小さすぎて全然聴こえなかったり・・・。 そんでこのぐらい音量を無理やり上げると音を鳴らした時ちょっとだけ「サーー」ってノイズが聴こえるっていう。おいおい。 というわけで、非常に扱いに困る子でした。使えない子とは言わせない(意地)(言いたくない)ので、いろいろ考えたのですが、 この音源、微妙に乗ってるノイズはあるとはいえ残響はまったく収録されていないので、 エフェクターによる加工はかなりやりやすい部類だと感じます。 なので、現代音楽で使われる「ライブエレクトロニクス」という電子音楽の技術の素となる音源としていいんじゃないかなぁ・・と思いました。 シュトックハウゼンみたいにリングモジュレーター使ったり、はたまたギターアンプ使ったり、まあ考えるだけタダ。 どうしてこんなのグダグダ書いてるかっていうと買い物の失敗を認めたくないだけなんですよね。 マイクロチューニングスクリプトも問題なく動くしさぁ。